本の紹介

「オートモードで月に18.5万円が入ってくる高配当株投資」を読んで

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎でしす。

甘栗太郎が読んだ本を紹介します。

なかなか面白い本です。

株式投資の初心者にとって参考になるし、株式投資のモチベーションが上がる良い本だと思います。

流行りの米国株では無く、日本の国際優良株に長期投資して労力をあまりかけずに受け取る配当金を増やそうという話です。

確かに優良株で配当が良い銘柄を買えば、持ったままでそれなりの成果を得られます。

月18.5万円だとFIRE(経済的に自由になって早期リタイア)は独身でないと難しいですが、サラリーマンを続けるなら家族がいても周りより余裕のある生活ができそうですね。

この本では永久保有銘柄として日本の国際優良株が紹介されていますが、ほとんどは甘栗太郎が今も持っているか、過去には持っていた銘柄ですから、納得です。

永久保有銘柄の中から甘栗太郎が現在保有中の銘柄に限ってコメントします。

①INPEX

ヤフーファイナンスより(以下同じ)

株価上昇中。旧名は国際石油開発帝石。原油とガス開発で国内最大手の政府系企業です。資源高で株価は高騰していますがまだ安いと思います。甘栗太郎としては資源価格は上がったり下がったりするものなので資源価格が落ち着いたら、いったん一部売却を考えます。

②JT

高配当で株主優待もある素晴らしい銘柄でしたが、優待廃止が決まりました。ロシアでのタバコ事業から撤退する可能性があるので様子見です。

③大塚ホールディングス 

株主優待品が届き、先日ご紹介した銘柄です。甘栗太郎は何度も売買しましたが、売らずに永久保有銘柄にしても良いと思います。ポカリスエット、オロナミンC、ソイジョイなどブランド作りに秀でた優良企業です。

④伊藤忠商事

株価は随分上がりました。最近の躍進は素晴らしいです。中国との関係が深い点が懸念材料。非資源に注力。

⑤三井物産

株価は随分上がりました。資源関連に注力しており、リスクは高め。

⑥三菱商事

株価は随分上がりました。総合商社の雄ですので、甘栗太郎の総合商社の持株の中では最も投資額の多い企業です。

⑦NTT

通信株は安定感がありますので、永久保有で良いでしょう。

⑧KDDI

通信株として安定感があり、事業の多角化も積極的です。英会話のイーオンを買収した時は驚きました。ここの株主優待は気に入っています。永久保有で良いでしょう。

⑨三菱UFJフィナンシャル・グループ

メガバンクは今後は金利上昇の恩恵があるでしょう。但し、今後の景気悪化や企業倒産増加などの懸念はあります。

⑩三井住友フィナンシャルグループ

利回りが高めですので、メガバンクの中では、甘栗太郎はここの持株数が多いです。

それでは、また。

幸せな投資生活を!