こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

前回、300万円あったら、どう投資するか考えました。
300万円はそれなりのお金ですので、もっとハードルを下げて初めての30万円の投資で考えてみます。
①ウェルスナビ
口座開設から振込まで簡単スピーディーでお任せで分散投資、リバランスが自動ですので、一番最初の投資としては最も簡単でしょう。低コストの米国ETFに分散投資される点も良いでしょう。但し、手数料が資産に対して年1%かかります。手数料については手間を考えれば高くないと思います。ただ、どこかの時点で卒業を考えるのもありと思います。私も好奇心で少額やってます。
②ETF(上場投資信託)や投資信託
できるだけ低コストで指数連動型のものに投資すると良いでしょう。
個別の株式よりもリスクも心理的な負担も低いです。
一般的にはETFと投資信託だと、年間コスト(信託報酬)は投資信託の方が高いですが、最近は低コストの投資信託があります。
例えば、三菱UFJ国際投信の投資信託「eMAXIS Slim米国株式S&P500」は日本の金融機関で円建てで購入できます。米国のS&P500という米国優良企業の株価指数に連動する商品です。信託報酬は年0.0968%と安いです。
③米国や日本の個別株
個別株式は初めてだとハードルは高いと思いますが、今はネットで簡単に証券会社の口座を開けますので、やってみることをお薦めします。
日本株だけではなく、米国株などの外国証券や各種の投資商品を広く扱っている証券会社が便利だと思います。
例えばSBI証券、マネックス証券、楽天証券などです。
個別株式は売買時に多少の手数料は取られますが、持っていても管理費がかからない証券会社が大半です。
私が様々な投資を行う中での結論として、株式投資が一番割が良いと思いますので、練習として数銘柄を買ってみると良いでしょう。
日本株の場合、30万円だと2~3銘柄に投資できますので、自分の良く知っている会社から、良さそうな銘柄を選べば良いと思います。
今は新型コロナの影響で業況が厳しい企業がありますので、あまり冒険はしない方が良いと思います。
昔の話ですが、私が投資を始めた時の3銘柄のうち1銘柄はすぐ倒産しました(笑)。
ちなみに残りの2銘柄のうち1銘柄は数十倍になりましたから、全体としては損したわけでもありませんが・・・。
倒産した時は証券会社の担当女性から勤務先に電話連絡が入り、それは10万円程度の小さな損でしたが、暫く放心状態でした(笑)。
あまりにショックで仕事が手につかず、上司から何かあったのか聞かれたくらいです(笑)。
翌日、休憩時間に証券会社に行きました。
お金が少し戻る可能性があるとのことで、債権者リストに入りましたが、何と手数料として500円必要でした。
ダダでさえ10万円損したのにさらに500円上乗せのマイナスです。
担当の女性から気の毒そうに「すいませんでした」と贈答品(豪華入浴剤セット)をいただきました。
証券会社は何にも悪くありません。全て自己責任ですから・・・。
今となっては楽しい思い出ですね(笑)。
投資に失敗はありません。学ぶ経験を得るだけです。
ちなみにいまだに1円も戻ってません(笑)。でも証券会社の保有株リストのページにはまだ存在してます。これ、永久に消えないんですかね〜。
勇気を持って一歩進みましょう。できるだけ早い時期に投資を始めましょう!
それでは、また。
幸せな投資生活を!