資産運用・投資

インフレ時代のアセットアロケーション

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

インフレをヒシヒシと感じていますが、皆さまはいかがでしょうか?

外食はずいぶん高くなりましたし、パッケージ旅行も明らかに上がってきました。

一方、預金・現金の価値はインフレでドンドン目減りしています。

資産を株式、外貨、ゴールド、不動産(自宅)等で持っていて、本当に良かったと感じています。

投資にはそれほど大きなリスクは感じていません。相場の急変に備えてアセットアロケーションを重視した運用を行い、リスク分散してあります。

たいていの人は日本株だけとか、米国株だけとか偏った投資をしていて、外国債券やゴールドには投資していません。

投資額が少ない場合には資産分散を気にする必要はありませんが、ある程度増えたら、資産を分散して、攻めながら守りも行うと良いでしょう。

インフレが進む今は、投資リスクよりも、預金を放置して目減りするリスクの方が大きいと感じます。

今週の投資(2024年5月13日〜17日)

日本株の売り

①オリックス

一部売却。リース、保険、金融など事業を多角化。配当利回り2.90%。今も有望との考えに変更はありませんが、投資資金確保のため一部利益確定しました。

②バリューHR

一部売却。企業向け健康管理サービス。配当利回り1.84%。有望成長株として保有していましたが、業績が横這いになったので一部売却し、利益確定。株主優待あり。

③商船三井

全部売却。大手海運会社。配当利回り3.55%。買ってからずいぶん上がりました。今後の業績や配当利回りは横這いになりそうですので全て利益確定しました。それなりの利益になりました。

日本株の買い

①三井不動産

新規買い。大手不動産会社。配当利回り2.04%。安い簿価で一等地を保有する財閥系不動産会社はインフレが進む中で有望と考えました。築地の再開発に期待。

②三菱地所

新規買い。大手不動産会社。配当利回り1.54%。安い簿価で一等地を保有する財閥系不動産会社はインフレが進む中で有望と考えました。

③日本プロセス

新規買い。独立系システム開発会社。配当利回り3.50%。

④毎日コムネット

新規買い。学生用マンション管理や学生生活支援事業。配当利回り3.47%。株主優待として100株以上で会員制生活サービス「ベネフィットステーション」無料入会権利が付きます。

⑤オオバ

新規買い。配当利回り3.29%。建築コンサルで好財務。株数や保有期間に応じてQUOカードや菓子の株主優待あり。

⑥NTT

買い増し。配当利回り3.43%。3月下旬に184円程度で一部売却し利益確定しましたが、安くなったので買い戻しました。まだ下がる可能性があります。株主優待あり。

⑦三菱UFJフィナンシャルグループ

買い増し。配当利回り3.30%。最高益、増配なのに株価が下落したため買いました。自社株買いが前年度の4000億円から今年度の1000億円に減ることを嫌気したようです。銀行株を買うなら地銀より、海外でも稼ぐメガバンクが良いと考えます。別で持っている三井住友銀行の業績や株価は絶好調です。

⑧三菱HCキャピタル

買い増し。大手リース会社。配当利回り3.90%。業績好調で増配しましたが、株価は上がらずに落ち着いています。甘栗太郎の持つ日本株の中では多く保有する銘柄の1つで長期保有したい銘柄です。

米国株の売り

PBRブラジル石油公社

一部売却。ブラジルの石油公社。ブラジルのルーラ大統領から特別配当支払停止の圧力があり、混乱しています。CEOは辞任予定。事態が把握できないのでリスク回避のために持ち株の6割を売却。若干の損失となりました。

それでは、また。

幸せな投資生活を!