資産運用・投資

中国株(上海株・香港株)に近づくな!? 習近平国家主席は危険!?

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

甘栗太郎は10年以上前に中国株投資で良い思いをしたことがあります。当時、中国株の1口座だけで含み益が7000万円を超えていました。しかし、今は投資先として不適切と考えます。

投資不適切理由

香港の支配強化、アリババへの圧力、アントグループ上場妨害、民間報道機関の排除、高額学習塾の廃業勧告などやりたい放題です。

最近の習近平国家主席の独裁にはリスクを感じています。

中国株投資情報で香港株が推奨されたが・・・

上場企業を生かすも殺すも習近平国家主席の思いのままでは、投資家はとても参加できません。

中国恒大集団の深刻な不動産問題も習近平主席の決断次第でしょう。

5〜7月のことです。有名な中国株投資顧問から香港株の推奨がありました。銘柄はテンセント(中国でフェイスブックと同様なサービスを提供)などです。高値から大きく下落しておりチャンスとの判断でした。決算上の利益は少ないが、成長のために投資しているからとのことでした。しかし、その後も下落は続き、不動産の中国恒大集団の問題も浮上したので、今考えると見送って大正解でした。

良い情報源でしたが、習近平の横暴までは織り込めなかったんだと思います。

今、米国有名投資銀行は投資に前向きだが・・・

ニューヨークタイムズ誌によれば、米金融大手のJ Pモルガン・チェースやゴールドマン・サックスが中国への投資を顧客に推奨しています。中国株式は過小評価されており、投資のタイミングとしてはどの時期より楽観できるとしていますが、どうでしょうか。相場というのは下がったら今後は上がるものです。今は下がっていますが、行き過ぎれば戻すでしょうね。

甘栗太郎の投資方針

甘栗太郎は逆張りも行いますが、習近平国家主席が独裁者であり続ける間の中国株投資にはネガティブです。

独裁体制が進み、どの銘柄が抹殺されるか分からない中での投資は投資というより投機に近いと感じます。私は投資していませんが、中国の教育関連株は約10分の1の株価になってしまいました。

台湾への武力行使も怖いですね。経済的に苦しくなると、敵を作って国民の目を外に向けようとするのは歴史上の常套手段ですから。

ただ、甘栗太郎自身としては、所有する中国株が資産全体に占める割合は2%程度と少ないので今すぐ売却する予定はありません。

現在所有している全5銘柄は

・テンセント

・チャイナモバイル

・中国工商銀行

・アリババ

・中国平安保険

です。中国平安保険については、中国恒大集団関連へ投資している為、株価が下がって含み損が出ています。

なおアメリカと中国の関係悪化によるニューヨーク市場でのADR上場廃止懸念で、今年になってから下記2銘柄とも全て売却済みです。ADRとは米国外の企業が米国市場で発行する株式のようなものです。

・アリババADR

・J DドットコムADR

の2銘柄です。

それでは、また。

幸せな投資生活を!