資産運用・投資

投資方針:日本株、米国株、米国債 、ゴールド 2023年5月

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

米国で発表される経済指標はまだら模様で米国地銀の破綻も続くと見ています。最近は日本株や米国債への投資が増え、ほとんど現金が無いので、現金割合を金融資産の10%くらいまでは増やして備えたいと考えています。

日本株投資方針  

日本株については強気です。先日の米国著名投資家ウォーレンバフェット氏の来日で日本株が注目され、潮目が変わったと感じます。

PBR1倍割れ企業の経営改善期待、自社株買い、インバウンドの復活、金融緩和継続、円安、来年からの新NISAなど株価が上昇する要因はいろいろあります。

利回りの低い株式は売り、利回りの高い株式への入れ替えをします。

具体的には配当利回り3.5%以下の株式の中から将来性などや株主優待の有無などを総合的に検討したうえで売却し、代わりに配当利回りが4.0%以上の株式を買うイメージです。

米国株投資方針

米国株は弱気です。但し、既に昨年の9月頃から米国株を売って米国債や米ドル建社債に移行してきたので、少しだけ現金化しますが、ほぼ現状維持です。

米国金利は高止まりするでしょうから、持株は割高な成長企業は避け、配当が高くインフレに強そうな株式を中心にしています。

銘柄としてはタバコ、製薬、資源関連の割合が多くなっていますが、アップル、マイクロソフト、アマゾンなどの定番銘柄も保有しています。

長期米国債投資方針

満期まで20年〜25年の米国債(利付債・ストリップス債)はそれなりに買ったので、追加購入は価格が下がって利回り4%以上になるのを待っています。今は3.80%程度です。

但し、FRBによる金利上昇はそろそろ打ち止めが見込まれており、金利が下がって債券価格が上がれば旬の投資タイミングは終わります。

米国債や社債などの外国債券は一般的な投資家さんにとっては馴染みの薄い商品と思いますが、元本保証でずっと利息をいただくのも悪くは無いと思います。

また、過去の事例を見ると、株価暴落時に、株式以外のほぼ全ての資産が下落するなかで、長期米国債はそれなりの価格上昇もあり得ます。

短期米国債投資方針  

最近投資済みの満期まで数ヶ月〜1年程度の米国債は既に償還が始まっています。最近は利回りが下がったので、短期米国債には再投資せず、長期の米国債や社債を買い、残りは現金に近い米ドル建MMFで待機させています。

短期米国債よりも長期米国債で長期間ほったらかしで、運用したいと考えています。

金(ゴールド)投資方針

金(ゴールド)価格についてはまだまだ上がると考えています。米ドル離れ、景気の不透明感、インフレ、金利上昇の停止観測などゴールドが上がる要因はたくさんあります。

ゴールドは強気ですが、甘栗太郎個人としては既にそれなりに持っており、金利が付かないのは致命的なので少しづつ売っており、前にも何度か記事を書いています。既に元値の何倍かになっているので今後も少しづつ売ります。

ゴールドは税込小売価格でグラム1万円近くに上がってしまいましたが、持っていない方は少しでも買っておかれると良いと思います。

なお、ゴールド以外にコモディティ(商品)はいろいろあり、プラチナやパラジウムなどでも良いですが、やはりゴールドが王道だと思います。

金(ゴールド)投資は地金型金貨、アンティークコイン、バー(インゴット)、金ETF、金鉱株など投資方法はいろいろあります。どんな投資も、最初はわからないし面倒だと思いますが、やってみないとはじまりませんからトライしてみてください。

甘栗太郎は利回りが得られる金鉱株ETFか個別の金鉱株の買い増しを考えています。金貨など現物を少し売ったのでバランスをとります。

まとめ

日本株とゴールドは強気、米国株は弱気、債券は相場次第です。リスクに備えて、日本株と米国株を少し現金化します。特に日本株については利回りが低い株から高い株への入れ替えをすすめていきます。

それでは、また。

幸せな投資生活を!