資産運用・投資

新型コロナ禍の投資② 掛け金を全て引っ込めない

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

新型コロナ禍での株式投資については日本株も米国株も昨年2020年は株価がいったん大きく下がりましたが、その後は驚くほど上昇しています。

米国株が新型コロナ蔓延を理由に大きく下落した数日間は一晩でダウ平均が1000ドルマイナスとか2000ドルマイナスは当たり前でした。

そして、市場がストップするのも経験しました。

証券会社の株式売買システムが止まっていました。

こんなことはたぶん初めてだったと思います。

ずいぶん昔、私が金融マンで債券トレーダーだったころは、まだダウ平均は4000ドルとか5000ドルでしたから、今、たった一晩で1000ドルとか2000ドルの変動って驚きです。

その後の米国株の戻りにも驚きました。

まだワクチンも開発できていない状態での株価の戻りは想定できませんでした。

各国がお金をジャブジャブに投入したことで、株価は新型コロナ前よりも上昇しています。

今回、うまく波乗りできた人は儲かりましたが、新型コロナで大きく下落した時に売却してしまい投資をあきらめた人はチャンスを逃しました。

株式投資はいくら下がっても掛け金を全て引っ込めてはいけません。

むしろ下がった時がチャンスです。

例えば米国株でクルーズ会社のロイヤル・カリビアン・グループ(RCL)だと、2020年3月にいったん19.25ドルまで下げてから、2021年2月25日に99.24ドルまで上がっています。3月に下がる前は135ドル位の株です。

決して簡単なトレードではありませんが、うまくやれば、投資資金は何倍にもなりました。

こんな銘柄が米国株にはゴロゴロありますし、日本株も米国株ほどではありませんが同様です。

また、続きを書きます。

それでは、また。