資産運用・投資

新型コロナ禍の投資④株式以外の資産でリスク分散

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

新型コロナで各国政府はお金をジャブジャブに投入しました。

そのため、お金(現金)の価値が減ってインフレ傾向にあると言われます。

新型コロナで色々な資産が上昇しましたが、金(ゴールド)も株式以上に大きく上がりました。

金(ゴールド)については、インゴット(金延べ棒)、地金型コイン(ハーモニー金貨やメイプルリーフ金貨)、金ETF、金鉱株、金関連未公開企業の株式、純金積立、アンティークコインなどに投資した経験があります。

金に長く投資してきて思うのは、金の一番悪いところは利息が付かないことです。

これって致命的です。

資産は複利で増やすべきですから。

でも、キレイだし、私は金と金がぶつかる時の微妙な鈍い音が好きです。

「キーン」ではなく「コン」って鈍い感じです。

金融マンの時、短期間ですが金関連を扱う部署の責任者だったこともありますが、金って私の若い頃はグラム1000円だったんです。

それが、何倍にも上昇しました。

昔、金が値下がりしてグラム1000円を切った時は、もう金には価値を保存する機能は無くなくなったと部下と話していた記憶があります。

その時は、各国政府が国庫の金をガンガン売ってましたから、金の価値は低下する一方でした。

ところが、今の金の価値は6900円くらいで、2020年8月は最高値7769円まで上昇しています。

若いころ逆張りで底値で買った金貨は今も持っています。

金が上昇していた昨年(2020年)には金鉱株(米国株)を買うと同時に少しだけコインを売って利益を得ました。

金の売却は年50万円以内なら譲渡所得を申告する必要が無いのでその範囲内ですからカワイイものです。

ちなみに購入から5年以上であれば長期の税優遇があり、50万円を差し引いた儲けにつき、税優遇で1/2(半分)に対して税金がかかる計算式になります。

金は先ほど書いたように利息が付かないのが致命的ですが、最近数年に限って言えば最もパーフォーマンスの良い資産の1つです。

今後はゴールドの価値がどうなるか分かりませんが、分散投資そしてインフレ対策として、資産の15%以下の割合で保有する方針です。

なお、金の現物は買うときは消費税込ですが、売る時にも消費税込で返ってくるので、消費税が上がるとちょっとだけ余分に儲かります。

まあ、買いと売りの値段が乖離しているので、消費税が上がる前日に買って、上がった日に売っても儲かりませんのでご注意くださいね。

ちなみに高値づかみした金鉱株(米国株)は今も塩漬けです。

また続き書きます。

では、また。