こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。
アンティークコインの相場が上がっています。
金(ゴールド)の価格が上がっているので当然ですが、金以外の銀貨、銅貨、パラジウム貨などで価値が高くなってきたコインもあります。
甘栗太郎のコイン収集は小学生の時の1964年東京オリンピック100円銀貨から始まります。その時は祖母が集めていたものをいただきました。その後も収集は長く続いています。
ちなみに、アンティークコインというのは概ね100年以上前に鋳造されたコインで、それ以降の新しいコインはモダンコインとか現代コインと呼ばれますが、厳密な区分はありません。
今日は甘栗太郎の収集したアンティークコインの中から金貨と銀貨を3点ご紹介します。
イギリス ゴチッククラウン銀貨
最近急騰し、時価200万円程度です。状態がもっと良いと数千万円の値段が付きます。1847年に8000枚だけ発行された人気コイン。世界で最も美しい銀貨と言われています。5年前なら40万円でした。
アメリカ セントゴーデンス金貨
状態が良く時価55万円程度。アメリカの大型金貨でデザイナーの名前から「セントゴーデンス」と呼ばれますが、ワシが描かれ10ドル金貨の倍の額面なので「ダブルイーグル」とも呼ばれます。1924年の20ドル金貨でまだ100年経っていないので、アンティークコインと言えるか微妙です。５年前なら25〜30万円でした。
フランス エンジェル金貨
状態が良く時価55万円程度。1879年の100フラン金貨。５年前なら20万円でした。
アンティークコイン投資に関する書籍
もしアンティークコイン投資に興味があれば、始める前に何冊かアンティークコイン関連の本を読んでみると良いでしょう。
写真はFP事務所を経営する田中徹朗さんの「アンティーク・コイン&実物資産で手堅く運用する」と、コインショップを経営する石山幸二さんの「超富裕層だけが知る資産防衛の裏ワザ アンティークコイン投資」で、両方とも約6年前の本です。
読むときは著者がどんな経歴の人かよく確認すべきと思います。
また、本によっては紹介されているコイン価格が高すぎる場合があります。
評価額以上で買ってしまうと投資になりませんからご注意下さいね。
それでは、また。
幸せな投資生活を！
