こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。
先日、コンテックの親会社ダイフクによるTOB(買収)が株価2700円で発表されました。
発表前より1000円ほど高い株価です。
TOBの最有力候補として買っていたので思惑どおりです。ラッキーでした。
甘栗太郎は1600株持っており、内500株はNISAで保有していました。
昨日、NISA500株分は2693円、残り1100株は2694円にて売却しました。
東証2部6639コンテック
産業用パソコン大手で、計測制御機器、ネットワーク製品などを扱っています。親会社はダイフクでダイフク向け商品の扱いもあります。
東証1部6383ダイフク
物流システムに関するコンサルティング、設計、製造などを行う優良企業。
TOBとは
株式公開買付のことで、M&Aの手法の1つです。買い手(今回はダイフク)が買付期間、価格などを公表して、不特定多数の株主に呼びかけるものです。通常の取引市場での買付と異なり取引場外で行なわれます。
TOBの買付価格は通常はプレミアムと呼ばれる上乗せがあり、今回は1株につき1000円ほどです。
甘栗太郎は面倒な手続きを避けるため、株価がTOB価格近くまで上がった時点で通常通り市場で売却することにしています。
親会社が子会社を買収するような買収が確実な場合は、市場価格はTOB価格とほぼ同じになっていきます。なぜなら、市場価格とTOB価格が違っていれば、利鞘を取ろうとする人が増えて競争になるので、結局は利鞘がほとんど取れない価格まで上がって落ち着くからです。
TOBに応じて手続きすれば、2700円で売れるのですが、今回のような6〜7円の損は手間賃として納得しています。
とりあえず、ラッキーでした。次のTOBを気長に待ちます。
今回の売却代金は何かに投資したくなる衝動を抑えて、キャッシュやMRFのまま口座に置いておくつもりです。
それでは、また。
幸せな投資生活を!