資産運用・投資

最近の金融相場を振り返る『FIREへの道 元金融マン甘栗太郎の幸せな投資生活』の予想はどうだった?

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

さて、甘栗太郎が2021年の年初から注目している投資先について5月31日に書いた記事を見直しています。

現時点では驚くほど予想が当たってホッとしています(笑)。

さて、今日は5月記事の振り返りも含めて、今時点(2021年10月23日朝)までの相場についてコメントしたいと思います。

米国株

米国株、やはり強いですね。過去最高値を更新してきました。しばらくは企業の業績や金利をみながらという感じですね。さすがに高くなったので最近は一部の株式を売りました。最近売ったのは、何倍にもなった新型コロナワクチン株のモデルナ、株価上昇で割高なI T関連株、急上昇したエネルギー関連株などです。でも、まだほとんどは持ったままです。株式売却で得たドルの一部は円安になり1ドル114円半ばを越えた時点でドルから円に変えました。残りは更に円安になったら考えようと思います。米国株投資は株価上昇+円安で評価額が上がって素晴らしいですね。

商品(コモディティ)

商品相場は全体的に上がってます。特に原油やガスの上昇は異常事態でインフレ懸念が大きくなっています。甘栗太郎はコモディティに直接投資するより、配当をいただける資源関連の米国株を主体に投資しています。石油会社、ガスパイプライン運営会社、鉱山などです。あと、三菱商事のような資源やエネルギーを扱う日本の大手商社も昨年から重点的に投資しています。日本の商社は今でも割安ですね。商社の事業が多岐にわたるため外国人から理解しづらく、資源投資によるリスクもあるので割安(コングロマリットディスカウント)と言われますが、本当ですかね〜。

なお、金(ゴールド)が1グラム7500円程度まで上がったら少し売りたいと書きましたが、なかなか7500円にはなりません。というか、最近しばらくは頭打ちです。しかし、そろそろ年末までに1年分の非課税枠を使いたいので金貨数枚を売りました。利益は年50万円の非課税枠範囲内に抑えました。売却はここ数年の恒例です。

ゴールドはここ数年で本当に上昇しましたね。グラム1000円ちょっとだった頃が懐かしいです。でも、あれから日本人の給料って上がってないんですね。何か考えさせられます。

暗号通貨BTCビットコイン

ビットコインが最高値です。今買うと1BTC=700万円を上回ります。5月下旬はビットコインが半値以下に急落して底が見えない状況でしたから驚きの上昇です。やはりSEC(米国証券取引委員会)による暗号通貨ETF(上場投資信託)の承認が上がる鍵になりました。今回は先物の承認なので、今後は先物ではなく現物ETFの承認を期待しています。SECは先物ETFの動向を見ながら慎重に判断するのだと思います。

盛り上がっているうちに少量のBTCの売却を考えていますが、税金との兼ね合いもあり検討中です。相場以外の税金や確定申告のことを考えないといけないのが、もどかしいです。暗号通貨が株式と同じように、ETFで低い課税で手軽に取り引きできるようになると良いですね。

ただ、断っておきますが、甘栗太郎は暗号通貨はいまだに懐疑的です。懐疑的ですが儲かるので少しは持ちたいという程度です。

まだ始まったばかりの先物ETFに手を出すつもりはありません。先物って、期間が決まっていてロールオーバーと呼ばれる延長手続きのコストがどのくらいなのか私には分かりません。どんどん目減りする可能性も否定できません。まだ先と思いますが、現物のETFが承認され、しばらく相場の様子を見てからにしたいと思います。

おわりに

相場は上がればいつかは下がりますから、現金(キャッシュ)を多少厚くして備えたいと思います。現金(キャッシュ)は少なくとも20%くらいは持っておきたいのですが、甘栗太郎は運用せずに現金で置いておくことがもったいなくて、なかなかできません。今後の課題です。

なお、今後は予想の記事はできるだけ差し控えたいと思います。ここ数年は、暴落の前日に直感で逃げて助かったり、凄い精度でラッキーが続いていますが、誰も巻き込みたくありません。私が勝手に損をするだけなら構いませんが・・・。

みなさんには、色々な情報からご自身の責任で判断いただき、幸せな投資生活を過ごしていただきたいと思います。

投資が上手くいく場合もあれば、そうでない場合もあるでしょうが、失敗は失敗では無く、学ぶ経験をするだけです。

私も最初に買った株式の1つが倒産して本当に学びになりました。

これからはFIREする、しないにかかわらず、誰でも投資家マインドを持つべきです。8割の日本人が預金だけのまま貧乏になっていくなんておかしいです。放っておけません。

共に学び、行動し、考え、結果を出しましょう!

それでは、また。

幸せな投資生活を!