こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。
米国株の下落が止まりませんね。
今週(2022年9月12日〜16日)は、証券口座で利息が付かずに持っている米ドルキャッシュの一部を米国債にしました。
個人での米国債投資は一般的ではありませんが、証券会社でネットでも簡単に買えますし、富裕層向けに債券を扱っている事業者経由でも買うことができます。決済は円貨と米ドルが選べますから、為替手数料のかからない米ドルにて証券会社からネットで買いました。
債券は金利が上がると価格が下がる関係にあります。米国金利が激しく上昇中なので、本来ならば、まだ米国債は避けるべき投資先でしょう。
しかし、米国金利が上がって、それなりの利回りになってきたので、少しづつ投資することにしました。
米国債はどの証券会社も扱う銘柄が少ないので、販売中の数銘柄の狭い範囲から選ぶことになります。
円で買う場合は米ドルへの為替手数料がかかります。また、購入手数料はかかりませんが、実際には提示価格に証券会社のマージン(取扱手数料)が含まれています。
甘栗太郎が買った米国債の利率は2.25%ですが、額面割れの価格でしたので、実質利回りは3.88%です。既発債で残存期間は1年7カ月で、利払日に年2.25%相当の利息をいただきながら最後の2024年3月末には額面100%の元本が返ってきます。
利回り3.88%が良いかどうかは微妙ですが、最後に額面100%で還ってきますから、浮き沈みが激しく元本割れのある株式より安心です。
とりあえずは、残存期間が2年を切った期間が短い米国債から始めました。期間が短い分、長期のものより安全です。
今回は短期米国債ですが、本当は20年とかの長期米国債を買うタイミングを待っています。
安全で安定したリスク分散先として、米国債も買っていこうと思います。
それでは、また。
幸せな投資生活を!