資産運用・投資

2022年株式投資の5つのポイント

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

今年2022年の相場は年初は円安ドル高が進み、最近は米国NYダウが6日連続で下落するなど、波乱含みです。

個別株をやっている人の中には、米国の高成長株や日本のマザーズ上場株などで大きく損を出している方もいらっしゃると思います。

甘栗太郎が投資している日本株や米国株でも含み益が減ったり、マイナスになった銘柄も出てきています。

昨年の終わり頃に投資した米国のエネルギー関連株や資源株の上昇で、全体的には年初からほぼ変わらずですが、今後はわかりません。

今回は、この波乱含みの相場の中で守りながら成果を出すためのポイントを考えたいと思います。

ポイント1:現金比率を高めておく

現金割合を高くしておくことで、急落時の損失を防ぎましょう。そして、急落時に安値で拾う余力を持ちましょう。

理想は金融資産の40%です。

有名なファンドマネージャーがセミナーでの質問でキャッシュの割合は35%と答えていますので、それより5%上乗せした多めの数字です。

40%というのは甘栗太郎にとってクリアするのが困難な数字です。お金を遊ばせておくことが嫌いな性分ですから、どうしても全力で投資したくなってしまいます。

まあ、甘栗太郎自身は20〜30%が目標って感じです。

現金は銀行に預けておくよりも証券会社のMRFに預けた方が便利で利回りも少しはあります。

ポイント2:インフレや金利上昇の情報に注意する

株式はインフレには比較的強いと考えられますが、高成長株は金利引き上げに弱いため、注意が必要です。

最近は米国の金利上昇懸念で米国の高成長株の下落が顕著です。高成長株は業績が予想より下がれば急落の可能性があります。例えばネットフリックスは1月21日に21%下落しました。

実際にFRBが金利を引き上げれば、いったんは達成感で落ちつくと思いますが、当面は不安定かもしれません。

ポイント3:新型コロナの情報に注意する

最近の新型コロナの変種(オミクロン株)は死亡リスクは少ないとの情報がありますが、旅行や飲食関連は厳しいと思います。特に日本は必要以上に外出制限をかける傾向にあります。

実際、家族以外との外食や他府県への出張は一律で禁止とする会社が増えてきています。

甘栗太郎は最近は某ビジネスホテルチェーンの室料を毎日チェックしていますが、ここ数日は同じホテルの同じプランで大幅に室料が下がったり、当日でも空室があるので心配しています。

情報に敏感になって備えておきましょう。

もちろん逆張りで旅行業、運輸業、飲食業の株式に投資するのも有りと思いますが、自分はあまり好きではありません。

ポイント4:分散投資を心がける

2022年はブレ幅が大きくなる可能性があるので、分散をこころがけましょう。

株式銘柄の分散も必要ですが、それよりも株式以外の金融資産にも目を向けて分散しましょう。

株式については、グロース株(成長株)ばかりだと、当面は下落に苦しむでしょうから、早急に資源関連などのバリュー株(割安株)にも投資しましょう。

ポイント5:銘柄を徹底的に選別する

これからは、良い銘柄と悪い銘柄が顕著になっていくと思います。

コロナ禍の中で業績が向上した会社もあれば、業績が落ちた会社もあります。

現状を分析し、今後の成長がどうなるかよく考えて銘柄選択しましょう。

それでは、また。

幸せな投資生活を!