資産運用・投資

2023年1月の投資(日本株、米国株)

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

日本の銀行株が金利上昇の思惑で上昇し始めたので、買い増しもしくは新規購入しました。2月に入って、そろそろ一部を利益確定したいと考えています。

米国株については少しずつ売り買いしながら、おとなしくしています。含み益は増えており、好調です。

なお、米国債や社債は米国金利が上がって昨年の10月時点くらいまで割安になるのを気長に待っています。ちなみに昨年10月の20年物米国債は年4.3%程度でしたが、今は3.8%です。インフレが収まれば、20年間年利3.8%で元本保証なら悪くないと思いますが、微妙ですね。できれば4%は欲しいです。

日本株投資(買い)

①三菱UFJフィナンシャルグループ

ヤフーファイナンスより(以下同じ)

買い増ししました。メガバンクではどちらかと言うと三井住友の方が利回りが良くて好きです。それなりの含み益になっています。株価上昇により利回りは3.39%に下がっています。

②名古屋銀行など地方銀行

新規購入。現在それなりの含み益になっています。利回り3.44%で優待有り。優待は3月末に100株で3000円相当、500株で5000円相当の品が選べます。3月の配当と株主優待を取るかどうか思案中です。

なお、名古屋銀行のほかに四国銀行、百五銀行、百十四銀行、伊予銀行、西日本FHも買いました。これら地方銀行は短期投資で考えています。金利上昇による利鞘改善が期待されていますが、市場は期待しすぎです。基本的には地方産業の業況は厳しく、銀行以外の業態が銀行業務に進出しているので地方銀行はジリ貧だと思います。また、どの銀行も外債投資の含み損の処理が大変そうです。

前代未聞の急な米国利上げで対応できなかった外債含み損については、ある程度は仕方ないことで、金融機関の元外債ディーラーとして気の毒に思います。

日本株の売り(親会社による買収2件)

所有する2銘柄が親会社に買われる(TOBされる)ことになりました。こういった事案は最近増えており、運が良ければ割増価格で買収されて大きく儲かる場合があります。意図的に親会社による買収の可能性のある銘柄を選ぶように努めていますが、先なんて読めないのでラッキーでした。

①日鉄物産

ヤフーファイナンスより(以下同じ)

日本製鉄系の鉄鋼商社で高配当銘柄として以前から保有していましたが、市場で売却しました。これだけで100万円超の利益になりましたので年初から良いスタートになりました。

②兼松エレクトロニクス

兼松傘下のITベンダーです。まさか今年の1月に買ったばかりで1ヶ月経たないうちに売却とは思っていませんでした。38%の利益確定。ラッキーでした。

米国株投資(買い)

①WBA ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス

大手ドラッグストア。買い増し。消費関連は厳しいと思いますが、株価が下がり買いやすくなっています。利回り5.25%

②OMF ワンメインホールディングス

消費者金融。買い増し。昨年初めて購入した時は12%の超高利回り株でしたが、今は株価上昇により8.26%まで下がっています。この銘柄への投資は分散投資の観点からはこれ以上は適切では無いと考えています。

それでは、また。

幸せな投資生活を!