こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。今日はマネー雑誌定期購読の勧めです。投資初心者にとって投資に親しむのに有効ですし、ベテラン投資家にとっても趣味の雑誌として楽しいと思います。ただし、推奨銘柄はくれぐれも鵜呑みにしないでくださいね。
甘栗太郎が日本株投資を始めた頃の情報誌
マネー雑誌は私が投資を始めた20年以上前からいろいろありましたが、当時は基本的に表紙以外は白黒の印刷でした。
最近は、カラーで写真やイラストも豊富で楽しい感じになってます。当時はイメージ的には年配の男性向けの日本株専門の情報誌であまり明るい感じはありませんでした。
甘栗太郎が日本株を始めたときは、インターネットもなく、証券会社のカウンターに行くか電話での売り買いの時代ですから、あまり良い情報はありませんでした。
ですから、当時は新聞や雑誌、証券会社のお姉さん、日本株の情報誌くらいに限られていました。
今はインターネットにより情報が簡単に得られるようになったので、情報誌の重要性は昔に比べて重要性は大きく下がりました。
実際、出版物は淘汰され、沢山のマネー雑誌は廃刊になっています。
なので、今も生き残っているマネー雑誌は、根強い読者がおり、それなりの価値があると考えます。
マネー雑誌の良い点
①様々な投資商品の情報が得られる。
日本株だけではなく、米国株、FX外貨証拠金取引、投資信託、不動産投資などいろいろな旬の情報がバランスよく載っています。
②見ているだけで楽しい
まあ、興味が無い人にとっては無価値かも知れませんが、甘栗太郎と妻の甘栗花子にとっては楽しみの1つです。ちなみに甘栗太郎の娘は全く興味を示しません。楽しいかどうかは人それぞれですから、無理にお勧めはしません。
③銘柄研究のきっかけになる。
投資を開始した時は、マネー雑誌の情報を鵜呑みにして失敗したこともありました。今は参考程度です。
記事がきっかけで興味を持ち、しばらく様子を見てから買う場合もたまにあります。
沢山の銘柄を知っていることは、投資の成果を上げるために重要です。
あくまで、いろいろな銘柄のビジネスモデルを知るために利用し、記事だけを信じてやみくもに買うことだけは避けてください。買う場合は、他でもよく調べて納得してから買ってくださいね。
④いろいろな人の成功や失敗を参考にできる。
投資に成功した人の投資法が学べますから、自分に向いている投資法を探すのに参考になります。また、失敗談も参考になります。
甘栗太郎が昔、FX為替証拠金取引や中国株をブームになる前に始めたのもマネー雑誌のお陰です。
⑤新しい情報が得られ、信頼できる
今はFX為替証拠金取引はやっていませんが、FXは「頭で儲ける時代」というマネー雑誌で初めて知りました。まだ、ほとんどの人が知る前です。発行部数が少なく、基本的には年間購読制の雑誌でした。その後、FXではリーマンショック前の最大で1日3万円近くのスワップ金利を得ることができ、当時は派手に使いました。毎日が給料日って感じです。その後のリーマンショックで大変なことになりましたけれど・・・。情報は力になります。しばらくは税制が総合課税だったので高い税金も払いました。税制が変わって20%の分離課税になってから急に一般に拡がりました。
マネー雑誌の悪い点
①経済予想は当たらない
雑誌予測は当たりません。参考にしても良いですが、信じてはいけません。特に証券会社関係者は常にイケイケで強気ですから気をつけてください。
②お勧めの銘柄記事は必ずしも当てにならない
銘柄はあくまで参考にとどめ、よく調べてから投資してください。甘栗太郎もすぐ飛びついて痛い思いをしたことがあります。まずは様子見することをお勧めします。雑誌の発売日前から発売後数日間は買いが入って割高な可能性だってあります。記事の内容自体は正確でも、別に問題があって株式が上場廃止になるようなことも経験しました。
お勧めのマネー雑誌は?
まあ、お勧めはどの書店でも売っている以下の大手2誌ですね。
①ダイヤモンドZAI
ダイヤモンド社が2000年3月に創刊した投資初心者向けのマネー情報誌。マネーの月刊誌として発行部数日本一で、毎月21日に発売。実際には前日の20日頃に書店に並びます。2022年1月号は税込780円です。
甘栗太郎は、以前は年間購読していましたが、最近は電子書籍のKindleで読むようになったので年間購読は止めました。しかし、Kindleより紙の雑誌の方が読み易いうえに、年間購読(直送)の方が発売日より1〜2日早く読めて割引もあるので前のように年間購読に変更予定です。電子雑誌読み放題サービスの「タブホ」に加入しており、そこでもZAIは読めます。しかし、簡易版で全ては読めませんので、結局はKindleか紙でも買っています。甘栗太郎のお勧めは、お得な2年間の購読契約(紙の雑誌の直送)です。今ならクリスマスキャンペーン中なので新規契約で500円の図書カードがプレゼントされます。2021年12月20日までです。
②日経マネー
日経新聞社グループの取材力を活かした信頼性の高い初心者向けマネー雑誌。本格的な資産運用にも役立つ内容です。ダイヤモンドZAIと同じく21日に発売。2022年1月号は税込特別定価850円です。
こちらも好きで、だいたい買いますが、よく行く喫茶店にも置いてありますので、それで読んでしまう場合もあります。ダイヤモンドZAIよりも深く掘り下げた記事や、甘栗太郎が知らない銘柄も時々あるので参考になります。
年間購読は1年12冊で税込8550円です。
ダイヤモンドZAIも日経マネーも両方ともお勧めです。
なんだかマネー雑誌の宣伝になってしまいましたね。私は出版社から何もいただいていないので、念のため。
いろいろな投資手法を知ることは自分に向く投資スタイルを確立することに役立ちます。また、個別銘柄の知識が豊富な方が投資成績が良いというデータもありますからお勧めします。
それでは、また。
幸せな投資生活を!