資産運用・投資

日本株・米国株をキャッシュに(2023年2月下旬〜3月上旬)

こんにちは。元金融マン投資家の甘栗太郎です。

米国のシリコンバレーバンク(SVB)破綻のニュースが出て今後の影響が懸念されています。

でも、日本株や米国株を売ってキャッシュにし、米国債や高格付社債などを組み入れた安全度の高いポートフォリオへの改善を推進していますので、それほど慌てていません。

日本株の売り

①学情

ヤフーファイナンスより(以下同様)

就職支援企業。それなりに買っていましたが、一部を残して利益確定しました。業績の良い有望な会社ですが、現金を増やすためにいったん売りました。また安く拾えるチャンスを待ちます。

②日本製鉄

先日買い増しした銘柄ですが、株価が急騰しており、一部を残してほとんど利益確定しました。

③KIYOラーニング

資格講座スタディングを運営。昨年買ってから少し下がっていましたが、最近急騰したので、全て利益確定しました。

④四国銀行

株価が上がったので100株だけ残して利益確定しました。地方銀行はどこも上がっており、金利上昇による収益アップが期待されていますが、もともと人口減少、地場企業の経営悪化、債券投資の含み損、莫大なシステム投資費用など悪材料が多いと思います。

⑤明星工業

熱絶縁工事が得意な建設会社で昨年買いました。昨年はエネルギー関連株が上昇しており、LNGガスのタンカーなどの熱絶縁工事を手掛ける同社に投資しました。数回に分けて全株利益確定しました。売却後は株価下落したので、良いタイミングだったと思います。

米国株の売り

OMF ワンメイン・ホールディングス

甘栗太郎が持つ米国株としては、2番目に投資額が多かった株です。年利10.46%。株価は上がっていますが消費者金融事業のため、業績は今後の景気動向に左右され、リスクがあります。今回、約7割を利益確定しました。平均31ドルで買い、42〜44ドルで売却後は39ドル以下に下落していますので、とりあえずは売って良かったと思います。ただ、配当収入が減ってしまうので、下がったら再購入したいと思います。

このOMFワンメイン・ホールディングス以外のいくつかの銘柄もそれぞれ2〜3割売却しました。具体的には、XOMエクソンモービル、MSFTマイクロソフト、AVGOブロードコムなどです。少しずつ持株を減らして利益確定し、今後の下落の可能性に備えています。

今、狙っている投資商品

甘栗太郎が利回りを得るために興味を持っている投資先を4つ挙げます。

①米国債

それなりに投資済みです。償還まで数ヶ月以内の短期米国債(現在年利5.3%程度)や20年程度の長期米国債(現在年利4.2%程度)につき、もっと利回りが上がるタイミングを待っています。

②米ドル建MMF

キャッシュに近い商品なので一時的な投資先として活用中です。現在の利回りは年率換算で3.91%(日興MMF)ありますので悪くないと思います。

③日本の高配当株

株価が下がって利回りが上がれば検討したいと思います。来週以降の下落チャンスを狙います。

④日本のREIT

日本のREITは昨年末から年初にかけて利益確定済みでほとんど持っていません。今は例えば公募で安くなった東海道リート投資法人(現在の利回り5.83%)の買いを考えています。来週以降の下落チャンスを狙います。できれば、利回り6%欲しいです。

なお、追加で⑤番目に興味のある投資先として、金(ゴールド)があります。ただ、甘栗太郎自身に限っては既に金ETF、金鉱株ETF、金鉱株、アンティークコインなどで持っているので、上がったらむしろ売りチャンスと考えます。ゴールドのようなコモディティ(商品)は利息が付かないので利回り面からは不利です。しかし持っていないなら多少は組み入れてリスク分散すべきと思います。

それでは、また。

幸せな投資生活を!